【症例】変色した仮歯をセラミックで修復
治療内容
期間
治療回数
費用
合計176,000円 (税込)
治療前の状態・主訴
症例の患者様は3年ほど前に仮歯をセットした後、治療をストップしてしまい、変色が気になるとのことで来院されました。丁寧な説明と選択肢の提示を行ったのち、最終的にはセラミックでの被せ物のやりかえ治療を希望されました。痛みはとくになく、色調を他の歯と合わせて綺麗にして欲しいとのことでした。
治療詳細
まずは型取りをして、下の写真のように丁寧に色合わせを行います。
被せ物を完成させ装着します。型取りを行い問題がないか確認して最終調整を行いました。
治療後の様子
特に処置直後も痛みなどはなく、状態も安定しています。色調にもご満足いただけました。
主な副作用・リスク
・予後を完全に保証するものではありません。
・自由診療での治療となります。
・治療終了後にしみたり、咬むと痛いなどの症状が出る場合があります。
患者様それぞれに合った適切な治療が大切です
今回の症例では仮歯のままでの期間が長く、変色をしてしまい気になるとのことでした。
しかし、そもそも仮歯のままで長い期間使い続けることは良くありません。仮歯の素材は弱く、すり減ったり、壊れたりすることがあります。その場合には噛み合わせの問題や虫歯になるリスクがあります。
今回患者さんの該当歯は、色以外の問題が発生していなかったことは幸いでした。
仮歯を外し、セラミックにて修復をすることで、患者さんが大変気にされていた他の歯との色の違いを最小限にするように心がけました。
当院のセラミックにはジルコニアとEmaxと2種類の取り扱いがありますが、それぞれ異なる性質があり噛み合わせの状況や、使用する歯の状況などにより選択をご相談させていただいております。治療メニュー(セラミック治療)のページでも性質については詳しく解説しておりますので参考にしていただければと思います。
歯科でよくあるのが、「周りの方がこれでうまくいったので同じように治して欲しい」といったご希望です。歯科治療は個人個人の生活背景、既往歴など患者さんごとに大きく異なりますので、歯科医師からの十分な説明を聞いた上で、ご自身に合った治療法や材料の選択をしていくことが重要になります。
せたがや歯科室では様々なケースにご対応できるよう患者様への選択肢の提示を行っております。
この症例のように色が変色していなかったとしても、仮歯のままで長期間たってしまっている方は、早めに治療を再開してください。当院でもしっかり対応させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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