【症例】コンポジットレジンによる前歯の審美的治療 30代女性(保険適用)

【症例】コンポジットレジンによる前歯の審美的治療 30代女性(保険適用)

2022年2月7日
コンポジットレジンによる前歯の審美的治療 30代女性(保険適用)治療前後の比較画像|せたがや歯科室

治療内容

コンポジットレジン(CR)による修復

期間

1日

治療回数

1回

費用

保険適用1本1,000円程度

治療前の状態・主訴

患者様(30代女性)は前歯の色が気になるとの主訴で来院されました。

過去に右上の3番から左上の2番までコンポジットレジンにて治療しており、
経年劣化による色の変化、着色が気になっておられました。
患者様の希望はなるべく削らずに改善してほしいとのことでした。

治療詳細

着色している部分を研磨のみで改善できるところは研磨を行い、
切削しないと着色が取れない部分のみ新しくコンポジットレジンにて詰め替えました。

脱灰している部分もありますが、切削量が増えるので経過観察し今後必要であれば治療することで患者様の同意をいただきました。

※脱灰とは、歯のエナメル質からリンやカルシウムが溶け出すことを言います

治療後の様子

治療した歯は治療から6ヶ月後の現在も良好な状態です。

また、脱灰のため経過観察をしている部分も、虫歯にはなっておりません。

引き続き、今後も定期的に検診にきていただき、経過をみてまいります。

主な副作用・リスク

・コンポジットレジンは大きな虫歯の治療には使用できません。

・コンポジットレジンは経年劣化を起こしやすく、時間の経過とともに変色したり面が荒くなってきたりします。

・コンポジットレジンはセラミックなどに比べて強度が劣り、欠けたり割れたりしやすい材料です。

・コンポジットレジンの治療の予後は、術者の技術に左右されます。

<コンポジットレジンでの治療のメリット・デメリットを理解した上で治療をすることが大切です>

コンポジットレジン(CR)の材質の特徴としてどうしても経年劣化が起きてしまうため、
今後劣化した部分のやりかえが必要となることもあります。

もちろん審美治療の方法には、歯を小さく削って被せ物で補うものや、見えている部分だけ切削し、セラミックを
貼り付けるラミネートベニアなどもあります。

しかし、今回は患者様の「あまり削りたくない」という希望をくみながら治療を行い、費用を抑えることもできました。

治療のメリット、デメリットは様々ですが、できるだけ歯を削らないことで、ご自身の歯の強度を保つことができます。
今回の治療では、患者様も満足されていました。

「せたがや歯科室」が目指すのは、誰もが気兼ねなく足を運べる、みなさんの「かかりつけ医」です。治療においては、何よりも患者さんのお気持ちを大切に、患者さん目線で、わかりやすく丁寧なご説明を心がけています。

前歯の見た目で悩んでいる方も、一度気軽に相談にいらしてください。

 

せたがや歯科室 歯科医師 山本 純也

 

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