【症例】銀歯を白く美しく、強い被せ物に
治療内容
期間
治療回数
費用
治療前の状態・主訴
今回の患者様は20代男性の方で、「銀歯を白くしたい。」とのご希望でした。
見た目を良くしたい事に加え、長持ちするようにも治療したいとのご要望でした。患者様としっかりと相談し、周囲の歯と色の調和がとれてかつ耐久性にも優れたジルコニアによる詰め物の治療を行うことにしました。
治療詳細
まだ銀歯を作って日が浅いとの事で、ほとんど虫歯はありませんでしたが、レントゲン上で元々神経近くまで治療していた跡があったので、治療後しみる可能性が高い事を説明しご理解して頂いた上で治療を始めました。
銀歯の下に入っていた材料も除去し、虫歯チェックも致しました。
今回は全て除去した状態で、内部の神経が見えてくる事もなかったので、同日に詰め物の型取りを行いました。(神経が見えてくるようであれば、神経を取る治療が必要になってきます。)
2週間後ジルコニアの詰め物を装着致しました。
治療後の様子
治療後は、冷たいものでしみ、硬いものを噛むと違和感が出ましたが、数日で落ち着いたとのことでした。現在では症状はなくなりました。
主な副作用・リスク
・元々入っていた材料や虫歯を取り除きますので一時的にしみる事が多いです。
・虫歯の深さによっては、しみる症状が長く続いたり、神経を抜く必要があります。
・予後を完全に保証するものではありません。
歯の見た目や清潔感にも気を使う方が増えています
今回の症例は20代男性の方でしたが、近年は若い方も知識をつけられ、自費診療にも積極的な方が増えてきています。特に、見た目の清潔感にもこだわる男性が増加している印象を受けます。
元々、男性は女性よりもお口の中の健康や見た目について気にする方は少なく、虫歯などは症状が進んでから歯医者に来られる方が多い印象があります。しかし最近は若い男性の方の意識の向上が見られ、とても良いことだと思っています。
今回治療で使用したジルコニアは、劣化しづらく、アレルギーにもなりづらい素材です。体内では人工関節に使用されているほど強度も高いため、重い物を持ち上げるようなトレーニングをされている方や食い縛りが強い方は噛み合わせによっては、割れづらいジルコニアをお勧め致します。また、ジルコニアは金属と比べて1/3の重さしかないので顎や筋肉の負担を軽減することも可能で、見た目の改善だけでなく多くのメリットがあります。
見本もありますので、気になる事があればお気軽にお声がけ下さい。
当院では患者様に治療の必要性や選択肢などに関して丁寧な説明を行って理解していただき、納得していただいた上で治療を行っています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
せたがや歯科室 歯科医師 岩田
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