【症例】斜めに生えた前歯と気になる色をジルコニアセラミックで改善
治療内容
期間
治療回数
費用
治療前の状態・主訴
患者様は「もともと前歯が斜めに生えていて口元が気になる」「歯の色もきれいに揃えたい」とのご相談で来院されました。
ホワイトニングを継続的に行われている患者様で、現状の周囲の歯の色に合わせてセラミックで治療したいというご希望がありました。
なお、この時点で歯の痛みなどの症状はありませんでした。
こちらはご相談時の画像です。

治療詳細
歯の削る量を必要最低限に抑えるため、提携している歯科技工士と密に連携を取りながら慎重に形成を行いました。その後、仮歯を装着し、痛みやしみる症状が出ないか2週間ほど経過を観察しました。
こちらが仮歯をつけた状態の画像です。

処置直後も痛みは無く状態も安定しており、この時点での色調や形にもご満足いただけました。
経過が良好だったため、最終的な被せ物(ジルコニアセラミック)の製作へ移行しました。色調の誤差を最小限にするため、多数の写真を撮影して技工士へ添付しています。せたがや歯科室では技工士と同じカメラを使用することで、色ブレの無い精密な色調再現にこだわっています。
こちらは色合わせをしている口腔写真です。

治療後の様子
最終的に、周りの歯となじむ自然な色合いと美しい形態のジルコニアセラミックを装着しました。

せたがや歯科室で使用している「ジルコニアセラミック」は、人工ダイヤモンドとも呼ばれる強度に優れた素材です。さらに表面にポーセレン(陶材)を盛り足すことで、天然歯と変わらない自然な透明感を再現できるだけでなく、汚れがつきにくく耐久性にも優れており、長期間安心してご使用いただけます。
患者様にも大変ご満足いただけた仕上がりとなりました。
主な副作用・リスク
・治療効果や予後を完全に保証するものではありません。
・自由診療(保険適用外)となります。
・治療終了後に、咬むと痛いなどの症状が出る場合があります。
・強いしみる症状、痛みが出た場合には神経を取る処置が必要となる場合があります。
患者様の思いに寄り添い、歯の寿命を守る治療選択
今回の症例は前歯が少し回転しており、やや斜めになっている状態でした。
見た目を改善する方法として矯正治療も選択肢に挙がりますが、治療期間が長くかかることや、色も同時に改善したいという患者様のご要望を踏まえ、今回は被せ物(ジルコニアセラミック)による治療をご選択いただきました。
歯の見た目を整える際、第一選択として矯正治療が望ましい場合は多く存在します。しかし、矯正治療は期間や費用がかかるだけでなく、歯の動かし方によっては歯茎が下がってしまう(歯肉退縮)などのリスクもあります。そのため、ドクターとの相性も含めてしっかりと見極めることが大切です。気になる方は、いくつかの歯科医院へ相談に行かれてみるのも良いかと思います。
また、被せ物治療において重要なのが「歯の神経を温存できるか」という点です。歯の内部には神経という痛みを感じる部分があり、虫歯などで歯を削った後に神経との距離が近くなってしまうと、冷たい飲み物などがしみる症状が出たり、痛みが継続してしまい最終的に神経を取らなくてはいけない場合があります。今回の症例でも歯の位置が大きく唇側にずれており、修復の過程で神経を取らなくてはいけなくなる可能性もありました。
神経を失った歯はもろくなり破折しやすくなるため、当院では可能な限り神経を残すアプローチを最優先しています。今回も仮歯での経過観察を丁寧に行い、神経を傷つけることなく最小限の削り幅で美しく仕上げることができました。
せたがや歯科室では、様々な症例に対応できるよう、患者様お一人おひとりに合わせた治療プランをご提示しております。メリット・デメリットをしっかりとご説明し、ご納得いただいてから治療を進めますので、歯並びや色調でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
せたがや歯科室 歯科医師 吉竹
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